「フィギュアの撮影をしているクリエイターは普段どんなことを考えて写真を撮っているのか」
前回の記事では、オモ写真家50人に写真に関するヒヤリング回答を紹介しました。今回の記事では「撮影で大切にしていることは?」という質問に対する50人全員の回答を紹介します。
各クリエイターの回答を参考に、自分の答えを探してみてくださいね。
※1:本特集の調査結果は、2020年8月22日~26日の期間でオモ写真家50人に対して実施したヒヤリングシートの内容に基づいています。選択式のアンケートの回答はあくまで好みであり、各クリエイターが常に選択以外を行わないというものではありません。
※2:本特集の調査対象者50名は、ヒアリング期間の前1カ月を中心として、各クリエイターのSNSへの投稿頻度やフォロワー数などをもとにした本特集の独自判断です。
オモ写をする時に大切にしていることは?
とても抽象的になるのですが、自分がイメージしているもの(構図やアングル)に近づけているかどうかを注視してます。妥協も多々しますが(^^;;
技術的な事はあまりわからないので、とにかく自分の目で見て「カッコイイ!!」と思える事。
結局ライティングやその他技術と言うのは写真をカッコよくするためだと思うので。
①前後にどんなストーリーがあるか、その場ではどんな会話が行われているかを想像しながら撮影すること。ですが投稿するときには極力台詞は書かず、見ている方の想像に任せるようにしています。
②気づくかどうかわからない小物や小ネタを含ませるのがちょっとしたこだわりです。
理想に近づける為に試行錯誤しながらも楽しむ事。
楽しむ事。
未だに出来たことがないですが、自分が満足できるかどうか。
自分が満足できる写真を撮るようにしてます。
撮りたい時に撮りたいものを撮りたいように撮ってるので、そんな立派な思いは何も(^^;
ボクの写真を見て『あ、この娘欲しい!』って思ってくれる人がいたらおもしろいなイヒヒヒ…ってやり手ババアみたいな事は思ったりしますw
キャラクターの設定理解。
SF映画やアクション映画の様な臨場感溢れる写真を撮りたいと思っています。なるべくロケーションもこだわりたいと思っています。(実現にできていませんがww)
誰もが見て引き込まれる様な作品を作って行きたいです。
雰囲気と自分のやる気。
ゴミやちりがフィギュアについてないかをチェックすること。
奥行き感が出るように配置してます!
モチベーション、被写体の観察。
コラボ的な組み合わせやシュチュエーションの演出。
「こーゆーの見たかった」と思ってもらいたい。
直感を大切にしてます。
焦って雑にならないよう気をつけています。
フィギュアが生きているように見えることを大切に。
また、撮影時には人に迷惑をかけないことに注意をしています。
自分が撮っていて楽しいか。
最近は撮影部屋(ウォークインクローゼット)にクーラーがないので何を撮っても楽しくないです。。。
フィギュアの魅力を伝えること。
被写体に命を吹き込む事。
ストーリー性です。
その写真の前後にどんな出来事があったのか、色んな妄想を詰め込むことです。
自分の妄想に忠実であること!
キャラクターの個性をあらぬ方向から魅せること。
楽しむことです。
好きなフィギュアを自分の好きなイメージで綺麗に撮ってあげる事です。
自分が楽しむこと!
自分が「良い」と思えるかどうか。(思えなければ投稿は基本的にしない)
1枚の写真にどれだけの思いを込められるか。
Legoanywhere
被写体のミニフィグと風景との関係性の中で、その時、その場所、その季節でしか得られない世界感を表現すること。
見た人に「このフィギュア欲しい」と感じて欲しい、販促のため写真投稿をしている。
その作品が好きな人が見てるかもしれないので、作品やキャラのイメージを大きく崩さないように意識してます。
相手が嫌な気持ちにならないように。平和な世界。
サイズ感。空気感。
自分が本当に撮りたい写真に妥協しない事。
自分が楽しむ事です。
あまり本気にならない。
日常の何気ない瞬間を切り取って撮影したり、大好きなミニチュアがより魅力的に写るように撮影しています。
とにかく丁寧に!
他の人よりも技術も発想も乏しいので、誰よりも丁寧に撮影するように心掛けています。
自分も含めてその写真を見る人が自然に想像をめぐらしワクワク出来ること。
ストーリーを持たせることと、時代設定が違わないようにする(スターウォーズは特に)。
ピントが被写体にきっちりと合ってることですかね。
ストーリー性、ポージング、構図。自分らしさ。
撮りたい時に撮りたいものしか撮らないようにしています。あくまで趣味ですので、そこに義務感が出てきたら疲れちゃうので。(笑)
ミニフィグが生きているように見えること。
そのための構図やライティング、ポージングやストーリー!!
現場でも役立つライティングの模索を常に心がけています。
誰も見ていなくても撮影している自分をカッコ良く見せる事。
フィギュアが命を宿したかのように見えるように撮る。
とにかくまず自分が楽しむ事です。
被写体が何をしてるかを一目でわかるような構図、ポージング。
人目につかないこと。
周囲に迷惑をかけない。
さいごに
それぞれに特徴のある回答が寄せられた中、「自分自身が楽しむこと」と回答したクリエイターが非常に多くいたように思います。
SNSでの反応や技術的なことを気にしがちなオモ写ですが、一番の基本は自分が楽しみながら撮影することなのかもしれません。
ご協力頂いた方々
この場を借りて、改めてお礼申し上げます。